デリヘルでHIV感染が増えているって本当?

デリヘルでもHIV感染の可能性は排除できない

デリヘルは日本の風俗の中で一番人気、カジュアルにヘルス行為を楽しめる風俗業種です。派遣型の風俗なので自宅にいながら、もしくは出張先にも気軽に女の子を呼べる、もはや日本男児の安らぎプレイス。

さてそんなデリヘル界隈では昨今HIV感染が増えているという噂がありますが、その噂の真相はいかに?

正直なところ、〇〇というお店の××さんがHIVに感染したという具体的な情報は、通常個人情報保護の観点からも流出することはないので、確実にデリヘルで感染者が出て、そこからお客に広まったという確証は得られません。

しかしながら日本においては先進国で唯一HIV感染者が急増している国であり、その背景にはデリヘルを含む性風俗の存在、そして知らず知らずにHIVに感染し、芋づる式に誰かを感染させてしまったという負の連鎖があるのは事実なのです。

重複感染の恐怖

通常デリヘルなどではシャワー、イソジンによるうがいや性病検査の義務付けなどの衛生対策に力を入れていますが、お店のランクによっても性病感染に対する力の入れようや女性への啓もうに大きな差があります。

当然の如く高級店になればなるほど、手厚い衛生対策と性病検査代金の一部負担などで、性病感染対策が高まりますが、それでもHIV感染を防ぐには不十分です。

実際デリヘルを利用すれば分かりますが、フェラは通常生ですし、クンニやスマタでも粘膜同士の接触がある為、様々な性病に罹患する可能性は多く残されています。実際フェラチオの際にコンドームを着用する男性は非常にレアです。

つまりデリヘルでのプレイが原因でクラミジアやヘルペス、肝炎に梅毒などに感染する可能性は十分高く、そして一旦性病に罹患するとHIVに重複感染する可能性が飛躍的に高くなります。

性病の中にはなかなか自覚症状が現れにくいものも多く、デリヘル嬢、男性客も知らず知らずの内に性病に感染してしまい、そこからHIV罹患者とプレイをしてしまえば、最悪な結果になることも想定内です。

デリヘル利用の仕方を今一度再考する時

なおコンドーム未着や重複感染の他にも、東アジア、または東南アジア女性のデリヘル嬢の存在や、HIV感染を隠して風俗に出入りしている男性客、デリヘル嬢の存在なども疑われています。

デリヘルはソープのように本番こそない風俗ですが、中には円盤または基盤で本番をしている女性もいること、そして格安店などは非常に回転率が高いので、実際はソープ同様にリスキーな現場であることには変わりはないのです。

デリケートな問題ですが、まずは粘膜部位の変調や痛み、もしくは疲れを感じる場合は、迷わず保健所、クリニック等でHIV、梅毒を含む性病検査をすることを強く推奨いたします。

特にデリヘルにおいても梅毒感染は昨今非常に多くなっており、キャストから男性客に感染、そして梅毒からの強い感染力でHIV重複感染というダブルバウンドな性病を貰うことは十分考えられます。

生活基盤を大きく変えない為にも、まずはコンドームを最初から最後まで着用し粘膜部位との接触は避ける、そしてお店、キャスト陣の衛生対策が整う高級店を利用する方向にシフトしていきましょう。

HIVは人生を大きく左右する病気であること、そして強い偏見と金銭負担があることを肝に銘じておいてください。