デリヘルでの性病対策!ワクチンってあるの?

性病に対するワクチンはごく少数!

デリヘル遊びをしていて気になるのがその値段と女の子のクオリティ。この業界は全く違う女の子を派遣してきたり、パネル写真の加工修正が甚だしいため、なかなか安全に遊べないのが現実です。

さて、風俗を利用することでもう一点気にかけなければならないのが、性病感染のリスクについて。

ご承知の通り、デリヘルでは全ての性病感染の危険性があり、ライトなものでカンジダやヘルペス、より重篤な性病では梅毒、HIVの感染可能性も考えられます。

デリヘル側も一定の衛生対策を取り、女の子の性病検査を義務づけていますが、女の子任せなお店も多く、全ての店舗が安心安全な対策を取っているとはいえません。

リスクの高い粘膜接触を控える、徹底してコンドームを早着することが性病感染対策になるわけですが、いつも思うわけです。ワクチン接種をしてサクッと全ての性病をシャットアウトできたらなんて素晴らしいんだろうと……。

インフルエンザやコロナにワクチンがあるのであれば、性病にも効果があるワクチンがあっても不思議ではありません。

しかしながら、現実は甘くなく、現時点で利用可能なワクチンはごくごく限られています。

デリヘルでの性病予防にも効果あり?性病ワクチン一覧

性病に効果があるワクチンがもっと普及していれば、ここまで多くの性病り患者が急増することはありませんし、デリヘルを含む風俗業界も活気づくはず。

実際問題、性病予防のためにワクチンを受けているデリヘル嬢、男性客はあまりみかけません。

そもそも性病に有効なワクチンはまだ開発段階であり、現時点では一部の性病のみが対象となっています。以下の通りです。

①A型肝炎ワクチン
②B型肝炎ワクチン
③HPVワクチン

かなり限局的なワクチンしか存在しないのは残念極まりないですよね。なお、HPVワクチンは子宮頸がんを予防できるということもあり、副作用の危険性はあるものの、多くの女性が接種しています。

実は男性も接種は可能で、HPV感染による性病である尖圭コンジローマの予防に繋がります。もちろん陰茎、肛門癌などの特定の癌にも予防効果がある為、ワクチンを受ける価値は十分享受できます。

正直なところ物足りない感があるのは確か……。これらのワクチンを接種している男性は少ないので、やはり常日頃からコンドームを利用することが大切になってきます。

また、プレイ時には粘膜部位のダイレクトな接触を避け、行為後には排尿を心がけ、そして定期的に性病検査を受けることも推奨いたします。

HIVワクチンの代わりとなる療法

ワクチンとは異なりますが、HIVに限っては抗HIV薬を服用することで、感染のリスクを下げることも可能です。

そもそもHIVに感染していないのに薬を飲むわけですので、それなりの副作用や経済的な問題も無視できません。しかしながら、欧米では広く効果が認められている予防方法なんですよ。

リスクの高いプレイをしてしまった行為後に、抗HIV薬を服用する療法をPEPと呼んでいます。セックスだけでなく、医療事故時などにも、この予防法は使用されています。(行為後3日以内に1日1錠を28日服用し続けます)

一方、プレイ前に抗HIV薬を内服する予防方法はPrEPと呼んでいます。薬を毎日服用することで高い予防効果が認められますが、プレイの前後のみに服用することも可能です。

デリヘル嬢、そしてそこを利用する男性客の中でPEPもしくはPrEPを導入している方はほとんどいないと思います。(そもそも、この療法自体があまり知られていません)

しかしながら、淋病やクラミジアなどの性病に感染すると、HIVウイルスが身体に侵入しやすくなることが分かっているため、高頻度でデリヘル遊びをしている方やリスクの高いプレイをする方に推奨できる予防法といえるでしょう。

現状利用可能な性病ワクチンは限られていますが、どうしても恐怖が拭えないという方は、クリニックへ相談をしてみることをおすすめいたします。